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胃癌治療を考える会~どう変わる?胃癌治療ガイドライン第6版~が開催されました。

投稿日:2021年2月23日 (火)

胃癌治療を考える会~どう変わる?胃癌治療ガイドライン第6版~が2021年2月22日(月)にZOOMウェビナーにて開催されました。
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第1部において静岡県立静岡がんセンター 胃外科副院長 寺島雅典先生に"【手術】のポイント"についてご講演をいただきました。
手術では食道胃接合部癌におけるリンパ節郭清範囲の推奨がより明確になる予定であることをご説明いただきました。また進行胃癌に対する腹腔鏡下手術の有効性についてはJLSSG-0901試験の結果が待たれるとのことでした。
第2部において名古屋大学大学院医学系研究科 消化器内科学教授 藤城光弘先生に"【内視鏡的切除】のポイント"についてご講演をいただきました。
今まで拡大適応であった「未分化型、2cm以下、UL(-)」症例の良好な長期予後が示され、内視鏡治療の適応が今後さらに拡大される可能性についてご説明をいただきました。
今まで拡大適応であった「未分化型、2cm以下、UL(-)」症例の良好な長期予後が示され、内視鏡治療の適応が今後さらに拡大される可能性についてご説明をいただきました。
ガイドライン第6版については、HER2(+)胃癌に対する一次治療としてSOX or CAPOX+Tmab療法が、三次治療としてT-Dxd(エンハーツ)療法が新しく追加となった経緯・背景についてのご説明をいただきました。
またクリニカルクエスチョンに関しても解説をいただき、前半は治療の判断に迷うようながん性腹膜炎・骨髄癌腫症・中枢神経転移を伴う胃癌症例に対する化学療法について説明をいただきました。さらに後半は、われわれ消化器外科が非常に注目している根治切除可能な進行胃癌・食道胃接合部癌に対する術前化学療法ついても、今回のガイドラインでは"明確な推奨を提示しない"となった経緯ついて丁寧な解説をいただきました。
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謝辞
ご多忙の中、御講演いただき誠にありがとうございました。大変貴重な機会となり医局一同、心より感謝申し上げます。