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岐阜がん包括マネジメントセミナー

投稿日:2018年3月29日 (木)

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2018年3月29日に神戸大学大学院医学研究科 内科学講座 腫瘍・血液内科学分野 教授 南 博信先生をお招きし、岐阜がん包括マネジメントセミナーが開催されました。

基調講演では岐阜県総合医療センター 副院長の國枝克行先生が司会をされ、当科の松橋延壽先生が『最近のがん疼痛治療の話題 ~当科における経験を踏まえて~』について講演されました。①担癌患者におけるDVT・VTE、②早期の緩和医療導入、③薬剤の代謝 CYP450代謝(CYP3A4/CYP2C9)を考慮した治療戦略について、臨床経験を踏まえてお話しいただきました。

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座長 國枝克行先生 演者 松橋延壽先生

特別講演では当科の吉田和弘教授が司会をされました。

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特別講演 座長 吉田和弘教授

特別講演では『がん患者におけるEBBM』というテーマで、神戸大学大学院医学研究科 内科学講座 腫瘍・血液内科学分野 南 博信教授に御講演をいただきました。

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特別講演 南 博信教授

①Denosumabのエビデンス、特に乳がん、前立腺がんでのエビデンスが高く、その他肺がんや多発性骨髄腫でもZoledronateと比較しても非劣勢で有用であること

②癌の骨転移のマネージメントの戦略として痛みがあれば放射線治療も考慮されるが、有効な化学療法があるような例では放射線を選択するよりも化学療法とDenosumabの選択が良い可能性もあること

③溶骨、破骨性変化は問わず、リスクが有る場合には使用を考慮すること

など、エビデンスを重視した骨転移のマネージメントに関して、大変貴重な御講演をいただきました。

文責:末次智成、今井健晴