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第53回 岐阜の若手外科医を育てる会

更新日 2019.12.20

San Antonio Breast Cancer Symposium 2019に参加しました

アメリカ、テキサス州、サンアントニオで毎年開催される、San Antonio Breast Cancer Symposiumへ二村 学先生とともに参加させていただきました。
合計16時間ほどの空旅を経て、会場へ到着しました。

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1日目はEducational Sessionでしたが、長旅の疲れもあり、1時間ほど二村先生の案内でサンアントニオを見て回りました。
ホテルのすぐそばに「アラモの砦」という建築がありました。ここはもともとスペインの布教所として1718年に建設されたもののようで、19世紀初頭にスペイン軍の騎兵隊が駐屯し、この要塞を「アラモ」と呼び、ここでテキサス独立戦争中の1836年にメキシコ共和国軍とテキサス分離独立派(テクシャン反乱軍)の間で「アラモの戦い(Battle of Alamo)」があったそうです。今ではサンアントニオを代表する観光地として夜はライトアップもされていました。
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その夜、ロズウェルパーク癌研究所の高部先生のところに留学中の徳丸先生と、その同僚の先生と夕食をともにしました。

2日目のGeneral Sessionでは最新の知見が次々と発表され、非常に面白かったです。やはり免疫療法が未だtopicであがる一方で、抗HER2療法の新薬や新たなレジメンなどが発表されました。また参加人数は7000人超、世界各国から乳癌診療に携わる医療者が集まり、非常に広い会場が人でいっぱいになっているのを見て圧倒されました。

3日目の朝、Poster Session2で二村先生が発表されました。
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「Meta-analysis of nanoparticle albumin-bound paclitaxel (Nab-PTX) used as a neoadjuvant chemotherapy for operable breast cancer based on individual patient data (JBCRG-S01)」

朝7時から掲示開始で、ポスター会場は8時頃にはたくさんの人でいっぱいになりました。私は会場で配られているコーヒーを飲みながら、ポスターを見てまわりました。自分は術後の補助療法のコーナーに行き、放射線治療の最適な時期や高齢者に対する化学療法の是非など学びました。やはり術後放射線療法は30から60日以内、化学療法はできるのであれば行った方がよいという結果でした。

SABCS2019を通じ、自分の世界大きく変わりました。岐阜にとどまらず、世界に出るということを体験でき、実際に発表している先生方を拝見し、自分もいつかそこへ行きたいと強く感じました。

最後になりましたが、このような世界学会への参加という貴重な機会をいただき誠にありがとうございました。吉田和弘教授をはじめ、腫瘍外科同門の先生方に心から感謝を申し上げます。
文責:中神 光、二村 学

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