診療科等別プログラム

産婦人科

産科婦人科は唯一の生命の誕生に携わる分野です。そして女性のライフサイクルの向上に関与する領域です。その産科婦人科の後期臨床研修として次の2コースが選択できます。

  1. 専門医コース
  2. 大学院コース

いずれのコースの第一目標は産科婦人科学会認定の専門医の取得です。そのためには、

  1. 日本産科婦人科学会の会員歴5年以上
  2. 5年以上の学会認定専門医研修施設における研修と一定以上の症例数
  3. 一定以上の学会発表、学会誌への自著論文の発表
  4. 8月の筆記試験・口頭試問の合格

が必要です。そのため専門医取得を目指して、関連病院のうち学会認定専門医研修施設で、産科婦人科医としての専門知識・技術の習得を行います。

研修システム
専門医コース

卒後3年目(後期研修1年目):
岐阜大学医学部附属病院医員として産科婦人科医の初期研修。

卒後4~7年目(後期研修2~5年目):
関連病院のうち学会認定専門医研修施設で研修。

卒後8年目(後期研修6年目):
岐阜大学医学部附属病院医員として研修しながら、8月の専門医認定試験を受験。合格すると、秋より専門医登録。

卒後9年目以降:
希望者はさらに婦人科腫瘍学会専門医、生殖医学会指導医、周産期新生児医学会専門医の取得を目指します。

  • 希望により初期研修で不十分と思われた診療科での追加研修が可能です。
  • 産科婦人科学会認定の専門医試験の受験資格は5年以上の日本産科婦人科学会の会員歴が必要です。後期臨床研修で産科婦人科を選択すると決めた時点 で、日本産科婦人科学会に入会することをお勧めします。そのことにより、初期研修の際、産科婦人科をローテートの時点で配慮ができます。
大学院コース

臨床だけでなく、病態を追求する研究に興味がある場合、早期に博士号を取得したい場合にはこの大学院コースを勧めます。

卒後3年目(後期研修1年目):
大学院入学。産科婦人科医の初期研修の合間に研究の基礎を学ぶ。

卒後4~6年目(後期研修2~4年目):
大学院生として研究を行う。近郊の学会認定専門医研修施設で週1~2日研修・診療を行いながら、臨床知識・技術の取得を続ける。

卒後7年目(後期研修5年目):
学位論文を完成し、博士号を申請。

卒後8年目(後期研修6年目):
岐阜大学医学部附属病院医員としてさらに研修しながら、8月の専門医認定試験を受験。合格すると、秋より専門医登録。

卒後9年目以降:
希望者はさらに婦人科腫瘍学会専門医,生殖医学会指導医,周産期新生児学会専門医の取得を目指します。

  • 大学院は卒後3年目以降ならいつでも入学できます。臨床を続けているうちに研究に興味をもたれた場合には相談してください。
  • 実質的に専門医取得と博士号取得とを併せて目指すことになります。時間的な余裕がなくなりますが、将来を考えるとこのような時期も必要です。
到達目標

後期研修の到達目標は日本産科婦人科学会の「産婦人科の必修知識」が基本です。生殖現象をあつかうので、医の倫理を確立しながら患者・医師の共同作業である医療の進歩に努めることが重要です。具体的には

  • 正常分娩が扱える
  • 一般産科スクリーニングができる
  • 急速墜娩の必要性を判断できる
  • 合併症妊娠の管理ができる
  • 新生児の管理ができる
  • 良性腫瘍の手術ができる
  • 悪性腫瘍手術の助手ができる
  • 不妊・内分泌疾患の原因検索ができる
  • 婦人科感染症(STDやPID)の治療ができる

を当面の目標とします。


岐阜大学医学部附属病院 地域医療医学センター MEDC 内視鏡 東海キャリアPro