診療科等別プログラム

整形外科

整形外科の後期臨床研修は、1)専門医コース,2)大学院コースの2つが選択できます。
日本整形外科学会では1983年に学会認定医制度(現在は専門医)が発足し、岐阜大学整形外科学教室でもこの認定医制度にマッチした卒後研修システムを とっています。学会加入後6年以上の学会認定専門医研修施設における研修,講習会・学会参加,一定以上の学会報告,学術誌への自著論文掲載等の条件を満た して申請し、筆記試験,口頭試問の合格が必要です。

専門医コース

卒後1年目: 卒後初期臨床研修

卒後2年目: 卒後初期臨床研修

卒後3年目: 岐阜大学医学部附属病院医員として整形外科医の初期研修を1年間。 あるいは、関連病院(総合病院)での初期研修を1年間。

卒後4~6年目: 関連の学会認定専門医研修施設において研修。

  • 卒後3~4年目に高次救急治療センターに6ヶ月、もしくは1年間研修が可能。
    ※希望者は、他大学救急部での研修可(1年~4年)。
  • リハビリ専門医を志す方へ:教室の関連病院にリハビリ専門医を迎えて日本リハビリテーション医学会研修施設を設立し、リハビリ専門医を併せて取得できる研修システムがあります。
  • スポーツドクターを志す方へ:スポーツ医科学分野の松岡敏男教授とともにスポーツ外来を開設しています。将来的にはトップアスリートの現場復帰への対策を踏まえた診療、研究の分野へ発展させたいと考えています。
  • 卒後4~6年目の研修は、1~2カ所の病院で研修。全員に毎年行うアンケートに基づき決められています。
当科関連病院で学会認定専門医研修施設は、下記の病院です。(2007.10現在)
岐阜県総合医療センター,県立下呂温泉病院,県立希望が丘学園,岐阜市民病院,羽島市民病院,彦根市立病院,公立小浜病院,美濃市立美濃病院,郡上市民病院,岐阜赤十字病院,高山赤十字病院,岐北厚生病院,揖斐厚生病院,西美濃厚生病院,国保関ヶ原病院,松波総合病院,木沢記念病院,平野総合病院,岐阜中央病院,博愛会病院

※ 専門医は6年ごとに更新が必要です。

卒後初期研修の間に整形外科を選択する場合、病院の卒後研修プログラムによって2年目に整形外科を選択できる研修病院が多くあります。
整形外科医を目指すと決めた場合は、日本整形外科学会に早期に加入することをお勧めします。初期臨床研修の間は「研修会員」として正会員の1/3程度の年会費で入会が可能です。大学病院整形外科医局にご相談下さい。
整形外科は機能外科で病院の種類(大学病院,一般病院,小児病院など)によって受け持つ疾患の種類が異なります。そのため、大学病院と関連病院が連携した 総合的な卒後研修システムとそのローテーションが重要です。教室では、教員,関連病院の部長,研修医代表による卒後研修委員会をもち、効果的な卒後研修シ ステムを検討しています。

大学院コース

学会認定医制度の定着とともに若い整形外科医のあいだでは、臨床的能力評価とは別に基礎的研究が盛んになっています。国際的な水準からみても、独創性の高い研究がわが国からどんどん発信されています。生涯を臨床医として送るにしても、そのキャリアの一時期に科学的方法にもとづいた独創性のある研究を行うことは大変重要です。研究に興味があり、医学博士号を取得したい場合の選択に大学院コースがあります。

卒後1年目: 卒後初期臨床研修

卒後2年目: 卒後初期臨床研修

卒後3年目: 岐阜大学医学部附属病院医員として整形外科医の初期研修を1年間。 るいは、関連病院(総合病院)での初期研修を1年間。

卒後4年目: 大学院入学。大学での外来や病棟業務はなく、週に1~2日、近郊の病院で整形外科外来や整形外科手術を手伝いながら臨床研修は継続していきます。

  1. 専門医取得は遅れますが、必要な条件を取得できるよう指導します。
  2. 大学院入学は、5年目以降でも入学できます。
  3. 社会人大学院のコースや大学院には入らずに、臨床を続けながら臨床論文で博士号をとるコースもあります。

ご相談下さい。

到達目標

教室では、「自発性を尊重する」をモットーにしています。個人が自分の力を存分に発揮しながら組織としての調和をとって大きな仕事を達成することが理想です。女性も男性と同等に楽しく活躍のできる職場です。

研修の目標

岐阜大学病院及び関連病院のローテーション(計4~6年)を終わると専門医として必要な整形外科全般に関する知識や診断治療の手技が自然に身につきます。一般的な整形外科疾患について、各種の治療法を理論的に選択し、適切に実施できることが卒後研修の最終目標です。また、技術にかたよることなく、インフォームドコンセントや医の倫理を日常診療を通じて学ぶことも重要です。

研修内容の概説

整形外科とは、人体の支持、運動器疾患を取り扱う領域で、頚から下の内臓を除いた範囲すべてを扱います。骨,軟骨,筋,靭帯,神経の専門家で、取り扱う疾患は多く、小児および成人の骨・関節疾患,脊椎脊髄疾患,骨・軟部腫瘍,骨・関節感染症,骨系統疾患,リウマチ性疾患,手の外科,末梢神経障害,交通・労働災害等による外傷,スポーツ外傷と障害,骨粗鬆症,リハビリテーションなどが含まれます。


岐阜大学医学部附属病院 地域医療医学センター MEDC 内視鏡 東海キャリアPro