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初期研修プログラム

各診療科等別 研修例

外科部門

整形外科
定員(同時期に受け入れ可能な人数)

3名

指導体制

臨床研修指導医:4人
脊椎、関節、腫瘍、手・神経の各専門診療班の指導医のもとで、主治医として主に入院診療の研修を行う。
各班チーフ及び担当医が担当患者ごとに個別に指導する。

指導医数:14人

専門医数:15人

研修期間

4週間以上。
8週以上が望ましい。

研修内容および方法・手技

病棟患者約5人の主治医となり、病棟業務に従事。
教授外来、専門外来の陪席、予診などを担当。
カンファレンスに参加(週4回)、プレゼンテーション能力をつける。

 市中病院整形外科と違い脊椎外科、関節外科(股・膝・肩・足)、スポー ツ医学、手外科、骨軟部腫瘍、関節リウマチを専門とした各スペシャリストが常駐 しています。希望する班の手術見学を中心としつつ、皮膚縫合の実践、関節鏡による 観察、スクリュー刺入の補助を指導医と共に行います。特に最先端の設備であるナビ ゲーション、ロボティックアームハイブリッド手術室を積極利用していること、ロ ボット支援下の人工関節膝置換術を行っていることから、最新の整形外科治療の現状 について学ぶことができます。
 当院は交通外傷やスキー・スノーボード外傷による脊椎外傷が多いため積極的 に緊急手術にも入って頂きます。また、切断指再接着術などのマイクロサージェリー、 肩の粉砕骨折に対する人工関節置換術など一般市中病院では見られない緊急・準緊 急手術を経験することができます。
 冬期には外傷研修として、指導医とともにスキー・スノーボード外傷の受診者 が多い鷲見病院で研修することも可能です。一般の救急外来でみることの多い、種々 の骨折に対するギプス固定、骨折や脱臼に対する徒手整復術、脊椎損傷に対する初期 対応を学ぶことが可能です。
 手術のない時間帯は外来見学をしてもらいます。診察所見の取り方、関節注射 やエコー検査の手技を学ぶことができます。また、レントゲン,CT, MRI画像診断を 指導医と共に学ぶことができます。
 皮膚縫合練習やマイクロサージェリー練習に加え、模擬骨を用いた骨折手術実 習も行っています。骨折はただ固定すれば良いわけではありません。実際にドリル・ スクリューを使用し、十分な初期固定とは何かを理論的に考えながら実習を行って 頂き骨折固定法の原理を学んで頂きます。

研修到達目標

各診療班の代表的疾患に対する診察、手術術式、適応、術後管理、リハビリテーションについて習得する。

1ヶ月:頚椎症、腰部脊椎管狭窄症、人工股関節置換術、人工膝関節置換術など
2ヶ月:良性骨軟部腫瘍、手指腱末梢神経障害、側弯症、肩腱板損傷など
3ヶ月:悪性骨軟部腫瘍、複合組織移植、人工関節再置換術、骨切り手術など

研修スケジュール
  午前 午後
カンファレンス
教授回診
手術
手術
病棟診察
外来診察 病棟診察
カンファレンス
手術、レジデント抄読会
手術
病棟診察
カンファレンス、抄読会
病棟診察
病棟診察
手術 手術
病棟診察
お問い合わせ先

担当:医局長 野澤 聡
TEL:058-230-6333(医局)
E-mail(野澤): nozawa.satoshi.r7@f.gifu-u.ac.jp
E-mail(医局): ort@t.gifu-u.ac.jp


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