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成育医療科・女性科

科長 教授 森重健一郎
Morishige Ken-itirou
産科婦人科 ( 成育医療・女性科 ) は、女性のライフサイクルと密接に関係のある診療科です。日本女性のライフサイクルは、ほんの数十年の間に、大きな変化を遂げています。初経が早くなり、晩婚化し、子供の生みはじめが遅くなり、生み終わるのは早くなっている傾向にあります。また、閉経は遅くなる傾向にあり、閉経後の人生も昔に比べるとずっと長くなりました。晩婚化や少子化は、子宮内膜症、子宮体癌、卵巣癌などの増加をもたらすことがあり、周産期医療においても、経産婦と初産婦の比率が変化し、帝王切開などの分娩の取り扱いにも影響が出ています。また、避妊を要する期間も長くなっています。平均寿命が延びたことにより、閉経後の女性はその後の人生について、骨粗鬆症のケアなど健康に生きるための対策が必要になってきています。いずれにしても、女性のライフサイクルの変化は産婦人科医療にも大きな影響を与えており、期待される医療も変化しつつあると考えられます。当科ではこういった変化しつつある女性の生涯を通してのあらゆる悩みに対処できるよう、きめこまやかでかつ高度の診療をめざしています。

主な疾患

周産期医療

周産期医学とは分娩を中心に、妊娠中から出生後の新生児管理に至るまでをいいます。安全な出産を目指して胎児と母体をしっかり管理していくことが診療の主な内容です。妊娠によって生じる病気はもちろんですが,普段かかって大きな問題とならない病気でも妊娠中であれば,治療方法やお薬の選択が,胎児への影響を考えながら行わなければなりません。
当科およびその他の科が協力して治療にあたります。また,お産における大量出血等,母体救急に関して,なるべく子宮を切除しなくていいように,動脈塞栓による止血等の治療を施行しています。

婦人科腫瘍

悪性腫瘍(癌)を中心に,超音波, MRI,、 CT,PET 等の画像診断を基に,正確な術前評価と個別化された治療を行っています。悪性腫瘍(癌)に対しては,手術,抗がん剤,放射線治療による集学的治療を行っています。近年若年者に増加しているといわれる子宮頸癌の手術においても,子宮を残すため患部(子宮頸部)のみを切除する手術(妊孕性温存手術;trachelectomy)を行っています。
増加傾向にあるとされている子宮内膜症ですが,長年にわたる腹痛に併せて,発癌の問題が指摘されています。患者のニーズに合わせ,手術あるいは薬物治療を提案しています。

生殖医療

不妊症に対する治療としては、適切な治療方針に基づいて、排卵誘発から,体外受精,顕微受精などARTと呼ばれる高度な生殖補助医療を行っています。

診療日等



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