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消化器内科

科長 教授 清水 雅仁
SHIMIZU,Masahito
内科疾患は各臓器の障害だけでなく生活習慣も含めた病院全体の観点からの対処が重要と考えます。当科では肝臓疾患、胃腸疾患、胆膵疾患などの消化器疾患を専門領域だけに限定せず幅広く全人的な医療を行う様に努力しています。特に当科では、昨今の各種診断技術・治療法の進歩する中、消化器疾患を切らずに治すという立場で、内視鏡などを積極的に用いて、低侵襲な医療を行っています。 これにより、患者さんの良好な QOL (生活の質)の改善、維持を目指します。

主な疾患

急性肝炎(急性肝炎重症型・劇症肝炎など)

循環管理も含めた全身管理を中心に対処しています。特に免疫学的観点に立脚してリンパ球表面マーカーの検索やサイトカイン療法も視野に入れて、 24 時間持続濾過透析法( CHDF )や各種の補充療法を行います。さらには臨床栄養面の研究成果を基礎とした間接カロリーメーターの測定を行い最適な点滴組成を考慮した治療を行います。

慢性肝炎、肝硬変

インターフェロン療法を中心に各種抗ウイルス療法を行います。また日常管理には単に薬物治療だけでなく、間接カロリーメーターを用いた研究成果より最適な栄養療法を行って日常生活の良好な QOL の維持をめざします。

肝癌

腹部超音波検査を駆使して微少肝癌の発見・診断に努めています。また治療として肝動脈塞栓術( TAE )、ラジオ波焼灼療法などを積極的に行います。

消化管の癌

消化管(食道・胃・大腸)の早期癌に対しては超音波内視鏡検査を用いて診断し、また内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)、内視鏡的粘膜切除術(EMR)を積極的に行います。また、高度の合併症のある患者さんには侵襲の少ない内視鏡治療(焼灼術等)も行います。開腹手術の不要な根治性の高い治療法です。また進行癌には化学療法やステント留置術を行い、患者さんの良好な QOL の向上をめざします。消化管の悪性リンパ腫に対しては、血液内科、消化器外科と協力して、除菌療法、化学療法、放射線療法、手術を組み合わせて根治を目指します。

消化管出血

緊急出血例には内視鏡的止血術を行い、特に食道胃静脈瘤に対しては内視鏡的硬化療法( EIS )や結紮術( EVL )を行います。

胆石

総胆管結石・肝内結石に対しては、手術をせずに内視鏡を使った低侵襲な治療(内視鏡的乳頭切開術、バルーン乳頭拡張術,胆道ファイバーなど)を標準的な治療として行っています。胆嚢結石については、手術が必要かどうかをまず検査し、手術が必要と判断された場合にも、できるだけ低侵襲な手術を外科と連携して行います。

膵炎

急性膵炎は近年日本でも増加している疾患の一つで、重症のものでは命を落とすこともあります。当科では高次救命センターと協力して、動注療法、血液濾過透析、腹膜灌流など最先端の治療技術を駆使して治療にあたっています。

新しい診断技術:超音波内視鏡を用いた生検
縦隔・腹腔内の原因不明のリンパ節腫脹や診断困難な腫瘤に対して超音波内視鏡ガイド下に、食道・胃・十二指腸から針を穿刺し組織を採取して診断を行っています。手術的な方法に比べて安全かつ苦痛が少なく、費用も廉価で、外来での対応も可能です。全国トップクラスの経験数・治療成績を誇ります。

診療日等



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