当院の電子カルテはユーザー認証システムおよびタイムスタンプを利用しています。したがって、記録にはすべて「記録者・記録した日時」あるいは「削除者・削除した日時」が残り、これらもすぐに確認できる状態になっています。また、 カルテを閲覧した履歴も同様に残り、遡って確認することも可能です。

また、治験に必要な情報を漏れなく記録するためのツールとして、電子カルテ内にテンプレートを作成しています。各試験の担当CRCが、CRFの様式・レイアウトにできるだけ近い形で残すよう、かつ情報が重複して残らないよう工夫しながら作成し、モニタリングの効率化を図っています（テンプレートの作成に費用は掛かりません）。
ただし必要に応じ、紙媒体での記録で対応するケースもありますので、記録の残し方についてご相談させていただくことがあります。