医学生教育

次世代の医療を担う医学生教育に熱意を注いでいます。
1人でも多くの学生が周術期医療に従事して欲しいと願っています。

選択臨床実習(6年生)

研修目的

4週間行われる麻酔科臨床実習の目的は、M5の臨床実習(ポリクリ)で学んだ内容をさらに広く深く発展させることにあります。
ポリクリでは時間の制約から見学する麻酔業務を術中麻酔管理のみに制限していましたが、CCSでは麻酔管理に携わるスタッフの一員として術前から術後にかけて麻酔臨床に「参加」します。特に興味のある分野がある時は、希望に沿うように担当症例の調整もしますので、何でも相談してください。
また、ポリクリでは割愛した麻酔関連事項を、ミニレクチャーとして紹介していきます。

レクチャー内容はこちら(CCSミニレクチャー)

実習の流れ

  1. (手術前々日)担当麻酔症例の確認と担当麻酔医への連絡・患者情報の整理
  2. (手術前日)術前外来へ同席・麻酔評価とプランニング・プレゼンテーション
  3. (手術当日)麻酔準備・麻酔管理への参加・ポリクリ学生への指導
  4. (手術翌日以降)術後診察と評価
  5. (適宜)評価用紙への記入
  6. (毎週末)1週間の総括・討論等

実習評価と連絡体制

  • ガイダンスや総括の時間に1週間の実習目標を渡します。日々の実習の中で、目標を達成できるように見学・実地経験・質疑・自習を進めて、週末の総括の時に総括担当医師に報告してください。疑問点などは放置せず、合点がいくまで質問してください。
  • 麻酔科では伝統的に出席評価を非常に重視しています。病欠・遅刻などで症例見学できない場合は、各曜日の責任医師(「チーフ」と呼んでいます)に連絡してください。実習グループ内のメンバーに伝言してもOKです。無断で欠席の場合は、確認のための連絡を入れることがあります。