voice 若手研修医の声

私は県内の市中病院で初期研修を終え、今年度より当院の眼科に入局しました。
人生百年時代と言われている今日ですが、ただ長く生きているだけでは意味がありません。視覚は人間の情報入力の8割を司っているものであり、「よりよく生きる」ためには「よりよいビジョンを保つ」ことが必要不可欠です。眼科は診断から治療、その後のフォローまで一貫して患者さんと関わることができ、患者さんのQOL向上の手助けができるという点にとても魅力を感じています。

当院の医局はアットホームであり、熱心にご指導くださる頼もしい先生方ばかりです。今年度よりご就任された坂口教授をはじめ、当院には各分野のエキスパートが揃っています。初診日はファーストタッチを任せて頂き、上級医のご指導のもと豊富な症例を経験できています。日々勉強で診断治療に悩むことが多い毎日ですが、いつでもコンサルトできる環境が整っておりとても恵まれています。そんな環境で共に働いてみませんか？一度気軽に見学に来て雰囲気を感じてみてください。いつでもお待ちしています！

私は島根大学を卒業した後、松波総合病院での初期研修を経て当科へ入局致しました。私が眼科を志したのは、私達が楽しく活き活きと長生きするためには感覚器、中でも視覚が果たす役割が最も大きいと考えているためです。特に自らの手術治療で患者さんの視力回復の手助けができる点に大きな喜びを感じています。

働き始めてみて思うことは、当科ではいつでも上級医にコンサルトできる体制が整っているということです。医局でも外来でもその場にいる先生を捕まえて相談しながら方針を立てています。もちろん教授室へも気軽に相談しに伺っています。また、オンオフがはっきりしていることも特徴の1つであると感じています。
日中の外来診療はそれなりに忙しく、まとまったお昼休憩をとれないこともあります。反対に家に帰ってから呼ばれることはないので、日中に凝縮して仕事をして後はスパッとオフの時間を過ごすといった働き方をしています。

さらに、目に関する疾患なら何でも診るので、感染症から自己免疫疾患、腫瘍性病変など、あらゆる原因に対して診療することが求められます。このあたりは、他の診療科と比べても何も変わらず、むしろ外科治療から内科治療まで1つの診療科の中で完結していることから、将来的にいろいろな専門分野へ進めることが眼科の特徴です。

最後になりますが、やはり手術後に患者さんから「よく見えます」と言葉をいただいたときの喜びは格別です。
ここまで機能向上させることのできる診療科はありません。眼科は内科治療から外科治療まで、治療の幅がとても広い診療科で、外科系や内科系で広く悩んでいる方にもおすすめです。
数年間働いてみてから自らの進む方向を決めればよいと考えます。外科系に分類されますが、手術にあまり気が向かない方も眼科にはもちろん必要です。体力に自身のない方や家庭と両立したい方にも働きやすい診療科です。特に当科は関連病院も西濃から中濃までにまとまっており、人事に関しても大きく悩むこともありません。希望すれば海外・国内留学ももちろん可能です。ぜひ、当科で一緒に頑張っていきましょう。