女性医師を目指す皆さんへ

放射線科は、女性に優しい診療科です。
ここでは、学生・研修医の皆様に、放射線科の魅力をお伝えし、ずばり気になる疑問点にもお答えします。
医師としてのキャリアを維持し、実力を十分に発揮しながら、家庭や育児も大切にしていきたい!...そんなあなたに、放射線科は最適です。
ぜひ、一緒に働きましょう♪

放射線科の活用している「岐阜大学 育児・介護支援制度 ワーク・ライフ・バランス」について

ワーク・ライフ・バランスとは仕事と仕事以外の諸活動がバランスのとれた状態であることを指します。ただしここでのバランスとは,個々人の置かれた状況に応じて変化するもので有り,仕事と仕事以外の諸活動を同程度にすることが最良の状態とは限りません.

個々人の様々な希望を無理なく実現できるようにすることがワーク・ライフ・バランスの目指すべきところであり,この目的を達成するために岐阜大学では様々な支援制度が準備されています.放射線科では積極的にこの支援制度を活用出来るような環境整備を行っています.

活用できる制度は雇用形態により異なりますが,放射線科では教職員枠,医員枠にそれぞれ1枠ずつこの制度を活用した枠を設け,女性医師の働きやすい環境づくり・キャリア形成支援に力を入れています.

制度の詳細については岐阜大学 男女共同参画推進室のHP (http://www1.gifu-u.ac.jp/~sankaku) を参照下さい.

HPのtop ページやや左より上方にある「両立支援」→「学内制度」→「岐阜大学ワーク・ライフ・バランス応援ハンドブック」からpdfをダウンロードしていただくと詳細が分かりやすいと思います.

放射線科内の制度運用法についてのお問い合わせはこちら→ gifu_rad@gifu-u.ac.jp までご連絡下さい.

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* ワーク・ライフ・バランス応援ハンドブックより引用

Q&A

Q1. 放射線科って被ばくしますか?

A1.

①画像診断医の場合:我々の仕事は読影業務です。検査は診療放射線技師が行います。アイソトープ検査やPET検査の薬剤投与に携わることがありますが、当番制で行っており、仮に1日中当番業務に従事しても被ばく線量は検出感度以下です。

②放射線治療医の場合:放射線治療は遠隔操作で行われるため、被ばくは一切ありません。

③IVR医の場合:血管造影検査は透視下で行うため被ばくは避けられません。そのため、プロテクターを装着し、十分な距離を確保して検査を行います。これまで、職業被ばくの基準を超えたことはありません。

Q2. 女性医師はどのくらい所属していますか?

A2.

現在、岐阜大学および関連病院には、市中病院の部長が2名、常勤医師(時間外・当直もあり)が5名、常勤医師(時間外・当直なし)が2名、パート医師が3名、産休・育休中の医師が2名、在籍しています。

Q3. 子育てとの両立は可能でしょうか?

A3.

当科では、ほとんどの女性が産後は1年間の育休を取得しています。育休後は、常勤で復職するケースもありますが、週3-4日の勤務から復職するケースや、15時までの時短勤務から復職するケース等、各家庭の状況により様々です。また、遠隔読影システムを利用した仕事復帰も可能です。小さい子供を抱える場合は、当直や緊急待機の免除も配慮されます。どの女性医師も、子育てをしながら、それぞれのペースで生き生きと仕事を続けています。

制度を活用している憧れの先輩から

臨床講師 野澤 麻枝先生

私は現在、岐阜大学の育児支援制度を利用しながら、常勤教職員として勤務しています。仕事と家庭のバランスを保ちつつ専門的な仕事に従事することができ、充実した毎日を送っています。

岐阜大学では男女共同参画が推進されていますが,中でも放射線科は、女性医師が働きやすい職場となっています。その大きな理由の一つとして、女性医師をひとくくりにせず、その人の置かれた状況を最大限考慮し、最適な働き方を個別に検討するという医局の柔軟な方針が挙げられます。女性医師といっても、そのライフスタイルは様々です。例えば専門医や学位の有無,配偶者や子供の有無,子供がいれば人数や年齢,働くうえでの配偶者・親族の理解や助けの有無など・・・様々な要因によって、仕事と家庭生活の理想的なバランスは人それぞれ異なっています。同じ人でも、ライフステージによって「今は仕事を頑張ってキャリアを積みたい」「今は家庭を第一に考えたい」「家庭生活と仕事をバランス良く配分したい」などと、時間と労力をどれほど仕事に費やせるかは変化するのが一般的です。その個々の状況に臨機応変に対応可能なことが岐阜大学放射線科で働く大きな魅力となっています。フルタイムで働く人、時短で働く人、パートタイムで働く人、それぞれが状況に応じた最良の選択をして仕事を継続しています。

 就労形態の配慮のみならず、家族の病気や子供の学校行事などによる休暇も取得可能です。もともと放射線科は休暇を取りやすい環境にあり、男性医師もお子さんの行事や旅行、家庭の事情で休まれることがあります。私自身も、子供の急病で欠勤することがあり、毎回とても心苦しく思っているのですが、「子供に病気はつきものです」と温かい言葉をかけてくださる先生が多く、いつも救われる思いでいます。

 医師として働くうえで、自分のやりたい分野・興味ある科を選択するのは大切です。しかしながら、特に女性医師が仕事を継続することを考えると、「働きやすさ」を考慮することも同じくらい重要となってきます。岐阜大学放射線科ホームページを訪れた皆さんが、将来に向けてベストな選択をされ、幸せな医師人生を歩まれることをお祈りしています。