Training

研修内容

Feature

研修プログラムの特徴

岐阜大学皮膚科学教室は、多様な人生設計に応じた研修プログラムをそろえています。
教室員は、各自が5年後・10年後の長期的視野で見たうえで各々がチャレンジする目標を掲げます。その目標を達成するために毎年の行動指標を定め、確実にステップアップできるようなサポート体制を提供していきます。

入局する先生は、性別・出身大学・年齢・大学の地域研修制度などそれぞれ異なる事情があります。教室員同士がお互いを尊重して助け合いながら成長していけるように、様々な研修・教育プログラムを行っています。
専門医取得は最初の目標ですが、それはあくまで通過点です。岐阜大学皮膚科学教室の研修プログラムは、自分の専門となる分野を開拓して、一流の皮膚科医として活躍することができるようなプログラムを提供しております。

研修プログラムの特徴

Training

研修内容

若手勉強会

専門医取得前の若手を中心の勉強会です。
関連病院の先生や産休・育休の先生も参加できるようにオンラインも利用しながら実施しています。外来診療のコツ、鑑別診断の列挙、論文の調べ方・読み方・書き方、研究の進め方など幅広い話題を一緒に勉強しています。
専門医試験前には試験対策の勉強会も行っています。病理ティーチングは、レベルに合わせて実施しています。

若手勉強会

ミニレクチャー・抄読会

カンファレンス(医局会)の中では、参加者全員が順番にレクチャーや抄読会(最新論文の紹介)を行っています。
各分野の最先端の話題を共有しあうことで、お互いの学習効率を高めて日々の診療に役立てることができます。
ここでは若手の先生も発表を行います。悩んだ症例や疑問に直面した時、どのように解決するか、文献を調べたりする学習方法を学ぶためです。さらに、相手に理解してもらえるよう、上手に伝えるプレゼンテーションの練習を目的としています。

ミニレクチャー・抄読会

病理組織検討会・病理ティーチング

皮膚は見えている病変から検体採取が容易です。そのため毎週多くの標本が出てきます。
特に炎症性疾患では病理標本のみから診断を下すことは難しいことが多いため、皮膚科医は病理標本を見て診断・鑑別診断する能力が求められます。
病理所見を学ぶには基礎から系統的に学ぶことが大切です。

病理組織検討会・病理ティーチング

皮膚病理学習コース

基礎コース
対面で少人数の学生、初期研修医、専攻医が中心のコースです。
応用コース
上記のオンライン勉強会で若手医師が中心のコースです。
病理組織担当・合同カンファレンス
1週間分の病理標本を観察して所見をとり、組織学的診断を行います。その後、教授との確認、さらに病理診断レポートと臨床情報との総合的な最終診断を決定します。診断が困難な症例・教育的な症例・検討が必要な症例について、毎週のカンファレンスの中で病理専門医との合同カンファレンスを行い、議論を深めています。

症例検討・手術検討

手術や入院症例は、研修期間を通じて均等に担当できるようにしています。
例えば手術では、全員が共通の到達目標を達成できるように指導を行い、さらに技術を磨きたい人には難度の高い手術を指導しています。
担当症例・手術症例においては、カンファレンスで経過のまとめと考察を詳しく行い、学会発表・論文発表に向けた準備を行います。

症例検討・手術検討

論文・学会発表・研究セミナー

専門医試験の受験資格に、学会発表・論文発表が一定数必須です。
担当症例において学術的意義の高い症例は、学会発表・論文作成を指導医とともに行います。文献の調べ方から、論文の書き方、学会発表の仕方、投稿の仕方などをひとつずつ習得していきます。
受験に必要な最低限の論文発表や学会発表は、すぐにクリアできますが、さらに毎年の積み重ねをできるような指導をしていきます。
大学院での基礎研究、臨床研究など研究の発表会を年1回開催予定です。これは、皮膚の研究の第一人者をゲストに迎えて将来性などについて議論を深める目的です。

論文・学会発表・研究セミナー

Webカンファレンス・学外研修

医療はとどまることなく知識・技術ともに更新されていきます。最新の話題について論文などで調べるだけでなく、専門分野の人との交流あるいは手術などの技術向上のための研修などは希望に応じて対応をしています。

Webカンファレンス・学外研修

Plan

研修・キャリアプラン

下記は岐阜大学皮膚科学教室の研修モデルコースになります。これ以外にも、地域枠研修などそれぞれの事情に合わせた対応をしています。

研修・キャリアプラン

医局の情報

指導医数
岐阜大学医学部附属病院 5名(常勤)
プログラム全体 15名
外来患者数
(岐阜大学医学部附属病院)
約100人/日
入院病床数
11床
全麻・局麻年間手術件数
(生検含む)
800件

Affiliated hospital

関連病院

教室員の勤務する主な関連病院

関連病院の地図

他にも、非常勤の病院や連携病院(愛知県 一宮市民病院)などもあります。

岐阜県岐阜市

1岐阜大学医学部附属病院
058-230-6000(代表)
岐阜県総合医療センター
058-246-1111(代表)
岐阜市民病院
058-251-1101(代表)
岐阜赤十字病院
058-231-2266(代表)
朝日大学病院
058-253-8001(代表)

岐阜県揖斐郡

西濃厚生病院
0585-36-1100(代表)

岐阜県大垣市

大垣市民病院
0584-81-3341(代表)

岐阜県美濃加茂市

中部国際医療センター
0574-66-1100(代表)

岐阜県羽島郡

松波総合病院
058-388-0111(代表)

岐阜県関市

中濃厚生病院
0575-22-2211(代表)

岐阜県郡上市

八幡病院
0575-65-2151(代表)

岐阜県高山市

久美愛厚生病院
0577-32-1115(代表)
高山赤十字病院
0577-32-1111(代表)