BASE-HOSPITAL
全国どこでも質の高いがん医療を提供することができる体制の整備を図り、がん患者さんへの相談支援や情報提供を行う機関として、地域のがん医療水準の引き上げを行う病院です。都道府県の推薦に基づき厚生労働大臣が指定しています。
岐阜大学医学部附属病院は、岐阜県の中心的ながん診療機能を伴う「都道府県がん診療連携拠点病院」に指定されています。県内には「地域がん診療連携拠点病院」として7つの医療機関が指定されています。
我が国に多いがん(肺がん、胃がん、肝がん、大腸がん及び乳がん)の診療等に関して、地域のがん医療の核となる病院を日常の生活圏域レベル(2次医療圏)に1箇所程度の「がん診療連携拠点病院」を整備することを目標としており、これが厚生労働省が指定する「地域がん診療連携拠点病院」となります。指定を受けた病院においては、がん診療状況等を公開し、がん医療水準の向上に努めることとなっています。
岐阜 | 岐阜県総合医療センター | 岐阜市野一色4-6-1 | 058-246-1111 |
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岐阜市民病院 | 岐阜市鹿島町7-1 | 058-251-1101 | |
松波総合病院 | 羽島郡笠松町田代185-1 | 058-388-0111 | |
西濃 | 大垣市民病院 | 大垣市南頬町4-86 | 0584-81-3341 |
中濃 | 中部国際医療センター | 美濃加茂市健康のまち一丁目1番地 | 0574-66-1100 |
JA岐阜厚生連 中濃厚生病院 | 岐阜県関市若草通5丁目1番地 | 0575-22-2211 | |
東濃 | 岐阜県立多治見病院 | 多治見市前畑町5-161 | 0572-22-5311 |
飛騨 | 日本赤十字社 高山赤十字病院 | 高山市天満町3-11 | 0577-32-1111 |
地域がん診療連携拠点病院として求められる主な機能としては、我が国に多いがん(肺がん、胃がん、肝がん、大腸がん及び乳がん)について、手術、放射線療法及び化学療法を効果的に組み合わせた集学的治療及び緩和ケアの提供、各学会の診療ガイドラインに準ずる標準的治療等のがん患者の状態に応じた適切な治療の提供、地域の医療機関からの紹介患者さんの受け入れ及び逆紹介、地域連携クリティカルパスの整備、地域の医療従事者に対する教育・研修の実施、臨床試験への協力、さらに、標準様式に基づく院内がん登録の実施が挙げられます。また、特に、緩和ケアチームの設置、相談支援体制の整備、セカンドオピニオンの提示体制の整備などが重要な指定要件とされています。
診療機能 |
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医療従事者 |
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研修の実施体制 |
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情報提供体制 |
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都道府県がん診療連携拠点病院は、都道府県におけるがん診療の質の向上及びがん診療の連携協力体制の構築に関し中心的な役割を担い、地域がん診療連携拠点病院の指定要件に加えて、下記の機能を満たす必要があります。
岐阜 | 岐阜大学医学部附属病院 | 岐阜市柳戸1-1 | 058-230-6000 |
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