「がんを知る」「がんを学ぶ」「がんを伝える」をテーマにした県民公開講座「小学生親子向け・一般向けがんリレー講座」を当院、岐阜市教育委員会、岐阜県図書館の共催で、８月４日（土）、岐阜県図書館の多目的ホール（１階）において開催され、県民ら約３5０人が来場して講演に熱心に耳を傾けていました。
公開講座は２部構成で、前半では、小学生・一般向けを対象にがんに対する正しい知識について、吉田病院長、深尾小児科教授、田中腫瘍外科講師、小関小児科講師から分かりやすくご講演いただきました。
　後半では、一般向け・特に女性を対象にがん予防の取り組みに関するご講演を森重副病院長から、がん体験談を日本がん・生殖医療学会理事の阿南里恵様、タレントの山田邦子様から健康と命の大切さをご講演いただきました。
　また、前半の講演後には、参加した小学生が研修室へ移動して、がんとはどんな病気か、がんの種類などをクイズ形式で楽しみながら学習し、実際に学んだこと、考えたことを子供から大人へ伝えました。
　参加した小学生からは、「２人に１人はがんになることが分った。」「がんは早く発見することで９割が治ることが分かった。早くがんを発見するためにも、皆さんも検診を受けてください。」などの感想がありました。