2020.02.28
一般の方へ
小児AYA世代のがん診療に携わる医療従事者研修会を開催しました。
令和2年1月31日(金)に小児AYA世代のがん診療に携わる医療従事者対象の研修会を開催し、院内外から66名の参加がありました。岐阜大学小児科小関先生からは、小児AYA世代のがんについての現状を講演頂きました。小児がん、AYAがんとも非常に稀なこと、AYAがんは特に治療成績が芳しくないこと、こうした状況に対応できる体制が十分ではないので、がんセンターを中心に体制作りを行っていくことなどが述べられました。岐阜市民病院小児科篠田先生からは、小児がんの状況や、サバイバーへの取り組みなどについて講演頂きました。岐阜大学産婦人科の古井先生からは岐阜県のがん患者の妊孕性に対する取り組みを細かく説明頂き、明日からの診療に役立つ内容でした。
参加者からは、とても勉強になった、また参加したい等前向きなご意見や、小児AYA世代の特異的な問題に対する対応方法等についての悩みに関するご意見をを多数いただきました。
岐阜県において医療従事者向けの研修会を初めて開催し、医師・看護師・薬剤師・ソーシャルワーカー等々多職種の方にご参加いただき、大盛況のうちに終了いたしました。
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