専門医研修のご案内
研修概要
外科専門医は初期臨床研修修了後、3年(以上)の専門研修で育成されます。
- 3年間の専門研修期間中、基幹施設または連携施設で最低6カ月以上連続での研修を行います(基幹施設は原則1年とする)。
- 専門研修期間中に大学院へ進むことも可能です。大学院コースを選択して臨床に従事しながら臨床研究を進めるのであればその期間は専門研修期間として扱われます。
- 2021年から岐阜大学外科専攻医プログラム臨床研究医コースも別プログラムとして研修を行うこともできます。
- 研修プログラムの修了判定には規定の経験症例数が必要です。(初期臨床研修期間中に外科専門研修基幹施設ないし連携施設で経験した症例(NCDに登録されていることが必須)は、研修プログラム統括責任者が承認した症例に限定して、手術症例数に加算することができます。
- サブスペシャルティ領域によっては外科専門研修を修了し、外科専門医資格を習得した年の年度初めに遡ってサブスペシャルティ領域専門研修の開始と認める場合があります。
- 当プログラムは女性医師の働く環境、キャリア支援をしっかり行うこととしており、妊娠、子育て時におけるプログラムの特例支援をプログラム委員会で決定します。さらに研修中に病気になりプログラム継続できない時も一定の期間内であればプログラム委員会で特例支援をプログラム委員会で決定します。
- 岐阜県医学生就学資金受給者(地域枠推薦)は当プログラム参加にあたり、プログラム明記の地域医療研修施設で研修を行った場合には最大1年間の岐阜県業務従事研修期間の短縮を認められます。
専門医の声
外科を選択した理由は
なんですか?
鷹羽先生
「学生時代に出会った外科医の先生方がとても魅力的で、自分も手術をしたいと思ったのがきっかけです。日々のトレーニングを重ね、術前から綿密に検討し、どんな高難易度な手術でも合併症なく無事に終える姿に惹かれました。」
安藤先生
「手術はもちろんですが、病棟管理や外来、化学療法や緩和ケアなど多岐にわたって患者さんの一生を全力でサポートさせて頂く診療がとても魅力的に感じました。」
岐阜大学外科専門研修プログラムを選択した理由はなんですか?
河合先生
「出身が岐阜で、馴染みのある環境で研修したいと思い選択しました。大学病院、市中の総合病院、地域の連携施設で研修することで、幅広く豊富な症例を経験することができると考えました。」
山本先生
「外科専攻医の研修プログラムで必要な症例数を十分に経験できると伺い、選択ました。実際に消化器外科、小児外科、乳腺外科、呼吸器外科、心臓血管外科の垣根なく研修させて頂くことができており、診療中も非常にコンサルテーションしやすい環境にあると感じます。」
実際に研修してみた感想はどうですか?
池野先生
「外科研修は決して楽ではありませんが、手厚い指導を頂き精進する中で日々自分の成長を感じることができています。また後期研修医の仲間たちがいることで互いに切磋琢磨しながらも一緒にのりこえることができ、充実した外科研修を過ごせています。」
大川先生
「まだ外科医の女性医師は多くはないため不安がなかったわけではありませんが、手術、外来、病棟業務や当直など心身ともに健康な状態で経験させて頂けています。また結婚や育児、留学や研究などを経験された女性医師の先輩方がたくさんみえ、いつも相談にのってくださるため非常に恵まれた環境と感じます。」
入局・大学院入学相談・問い合わせ先
当教室は多くの若い先生や女性医師が活躍しています。出身校も多岐にわたっており、初期研修後のみならず、既卒者の中途入局者も多数います。消化器外科・小児外科・乳腺外科に興味のある方は、学内外問わずどんどんお気軽にお問い合わせください。見学もいつでも受けつけておりますので御連絡ください。
- 岐阜大学大学院医学系研究科 医科学専攻外科学講座 消化器外科・小児外科
-
担当:奥村直樹(医局長)
-
E-mail
surgonco@t.gifu-u.ac.jp(医局) -
TEL
058-230-6230(教授室)
058-230-6233(医局)
058-230-6235(秘書室) -
FAX
058-230-6236
-
E-mail