Feature
当医局の特徴
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岐阜大学皮膚科学教室の特徴
これからの「皮膚科学」を支える医師のために、岐阜大学皮膚科学教室では若手医師を積極的に受け入れております。そのため教育・研究サポートや、教室員それぞれが働きやすい環境であるために、バックアップ体制を整えております。
皮膚科教室員には「患者さんの幸せ」と同時に「皮膚科医としてのやりがいや幸せ」を大切にしてもらいたいと考えております。
岐阜大学皮膚科学教室では、次のようなことを心がけた教室づくりを行っています。
充実した教育・研修
当医局は、大学病院と関連病院が連携して教育・指導を行っております。大学病院では、リンパ節廓清を含めた大きな手術から薬物療法など、長く経過観察が必要な悪性腫瘍の診療を含めた専門性の高い診療を中心に学びます。
一方、関連病院ではより身近な皮膚疾患を中心にしつつ、手術は良性腫瘍や悪性腫瘍の手術を学ぶことができます。指導方法も、各施設が工夫を凝らして多様な考え方や価値観を共有しあえるように心がけています。
疾患に直結する研究
日々診療をしていると、疑問は常に出てきます。そのような疑問が生じたときに、「まずは調べる」という習慣を大切にしています。答えが見つからない時、答えに納得が行かないような時には、自ら答えを求めるということが研究につながります。
研究の課題は、日々の診療の中にたくさんあります。私たちは、それらを一つずつ解決する研究を目指しています。私たちの教室は、膠原病、乾癬、アトピー性皮膚炎、水疱症などの研究を中心に行ってきました。「興味を持った分野を開拓する」というチャレンジ精神には積極的にサポートをしており、それぞれオンリーワンの研究を追求する姿を応援しております。
共感しあう仲間
教室員とは、普段から長い時間を共に過ごします。大学・大学院・関連病院・留学など、さまざまな立場の人が集まっているため、お互いを認め合い・助け合う教室づくりを心がけています。出産や子育て、大学制度や地域枠制度による地方への勤務など、皮膚科医人生の中でも状況や環境はそれぞれ変化していきます。
全員が同じスピードで歩む必要はありません。それぞれが目標とする将来に向けて充実した研修をするということが何より大切です。そして、自分が教えてもらったこと・学んだことを、次は後輩にまた還元するという助け合いにより、岐阜大学皮膚科学教室の伝統が作られていきます。