専門研修プログラム
外科
2017年度岐阜大学外科専門研修プログラム
研修プログラムの基本事項
研修期間は3年間とする。尚、習得が不十分な場合は期間を延長することができる。基幹施設(岐阜大学付属病院)での研修は原則1年以上とする。3年間で原則異なる3施設での研修を要する。A群で研修した場合には、6ヶ月間の地域医療研修*(B群での研修)を行う(例1)。各施設での研修期間は最低6ヶ月間とする。経験不足症例がある場合は、研修プログラム委員会にて適宜調整を行う。
*地域医療研修:定義に関しては専門医機構からの明確な定義はないため、当面は中規模病院までの施設(B群)とする。
サブスペシャリティ領域との専門医連動については今後の協議課題である。
大学院コースに関しては、研修専任となる基礎研究は6ヵ月以内とする。(外科専門研修プログラム整備基準5.11)
各領域の必要最低症例数の研修について
- 各領域の最低症例数
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消化器・腹部内臓 50例 乳腺 10例 呼吸器 10例 心大血管 10例 末梢血管 10例 体表・内分泌 10例 小児 10例 各領域の最低症例数を経験するため、各領域の研修期間を以下のように設ける
必要数 研修期間 消化器・一般外科 (50例) :6ヵ月 乳腺 (10例) :1ヵ月 呼吸器 (10例) :1ヵ月 心大血管・末梢血管 (20例) :2ヵ月(呼吸器と合わせ胸部外科として3ヵ月でもよい) 小児 (10例) :1ヵ月(他領域で経験された場合はこの限りではない) 注1)尚、体表・内分泌 10例に関しては 消化器・一般外科で経験することが可能と思われ、特別な期間は設けない。
注2)初期臨床研修中に経験した症例を加算する場合は、経験数に応じ各研修期間を調整する。
(整備基準より抜粋:初期臨床研修期間中に外科専門研修基幹施設ないし連携施設で経験した症例(NCDに登録されていることが必須)は、研修プログラム統括責任者が承認した症例に限定して、手術症例数に加算することができる(ただし、加算症例は100例を上限とする)。)