さんまの南蛮漬け
栄養管理室から一言
化学療法中は副作用症状によって体重が減少し、体力が衰えてしまうことが多々あります。そのため、たんぱく質源となる食材を積極的に摂りながら味付けや調理方法も工夫すると良いです。旬のさんまには良質なたんぱく質が豊富に含まれています。冷やして南蛮漬けにすることで、さっぱりとした味になり食べやすくなります。おろししょうがを揉みこむことでにおい消しとなり食べやすくなるためおすすめです。また、さんまをはじめとする青魚には、DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)が多く含まれています。これらの不飽和脂肪酸には、悪玉コレステロールを減らす働きもあります。
材料(2人分)
さんまのひらき | 2尾 |
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【A】料理酒 | 大さじ1 |
【A】おろししょうが | 小さじ1 |
ピーマン | 40g |
玉ねぎ | 50g |
にんじん | 50g |
片栗粉 | 大さじ2 |
【B】酢 | 100ml |
【B】醤油 | 大さじ2 |
【B】砂糖 | 大さじ3 |
【B】塩こしょう | 適量 |
【B】鷹の爪(輪切り) | 適量 |
調理油 | 適量 |
作り方
- 玉ねぎは皮をむいて薄切り、ピーマンはへたを取って細切り、にんじんは皮をむいて細切りにする。
- さんまのひらきを1/3に切る。
- 切ったさんまをバットに移し、【A】を入れて揉みこみラップをかけて冷蔵庫で15分ほど置いておく。
- 鍋に【B】を入れ中火にしてひと煮立ちさせた後、1を入れて数分火にかける。
- 片栗粉をさんま全体にまぶす。
- フライパンに多めの調理油を入れ加熱する。
- 5を入れ5分ほど揚げて火を通した後、油をきる。
- 揚げたさんまを4に入れてなじませ、粗熱がとれたらラップをかけ冷蔵庫で30分ほど漬け込む。
- 全体的に味がなじんだら、盛りつけて完成。
栄養価計算(1人分)
- エネルギー442kcal
- たんぱく質16.9g
- 脂質22.7g
- 炭水化物38.2g
- 食塩相当量3.4g