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病院長あいさつ

病院の理念

あなたとの対話が創る信頼と安心の病院

基本の方針

岐阜大学医学部附属病院


1.患者中心のチーム医療を提供します。
2.人間性豊かな医療人を育成します。
3.先進医療の研究・開発・提供を実践します。
4.地域との医療連携を強化します。



岐阜大学医学部附属病院長 小倉 真治

医学部附属病院長

 岐阜大学医学部附属病院は岐阜県下唯一の医学部附属病院、特定機能病院として東海地方でも最高レベルの質の高い医療を提供しております。現在、医療政策として重点の置かれております5疾患(がん、心筋梗塞、脳卒中、糖尿病、精神疾患)の治療と、5事業(救急医療、災害医療、へき地医療、周産期医療、小児医療)に積極的に取り組んでおります。

 本院は特定機能病院の機能を果たすべく、高次救命治療センターから始まり、難病、肝疾患、エイズ、がんなどの診療拠点病院となっており、病院前からの救急医療、災害医療など、全ての領域において岐阜県の中心的な役割を担っております。

 当高次救命治療センターは、多発外傷や熱傷など最も高度な三次救急患者を受け入れることのできる高度救命救急センターに中部地方で二番目に指定されました。また2006年から始まりました防災ヘリコプターへの医師搭乗の実績から、岐阜県のドクターヘリ事業の基地病院に指定され、平成23年2月から本格運用を行なっております。日中の時間帯のみですが、年間365日休みなしの出動体制を整えており、高次救命治療センターのドクター、ナースがヘリに搭乗し、現場での救急医療や重症患者の搬送に活躍しています。昨年度はおよそ400回のフライト実績があり、ドクターヘリによって救命できたケースが多くありました。

 また、日本における死因の第1位を占めるがん疾患に対しては、国は施策としてその治療成績の改善を挙げています。本院は厚生労働省より「都道府県がん診療連携拠点病院」に指定されており、院内に診療科の枠を越えたがんセンターを設置しています。PET等の先端機器を用いた診断のもと、高度な手術治療、放射線療法、化学療法を行ない、同時に患者さんの身体的・精神的苦痛に対しては緩和ケアやサロンの開設によるトータルケアを実施しております。また患者登録やクリニカルパスの普及にも努めております。

 心筋梗塞、脳卒中はアテローム血栓症として世界的に注目され、人の死因として「がん」と双璧をなす疾患群であります。それらの基礎疾患となるのが高血圧と糖尿病です。本院では救急疾患である心筋梗塞や脳卒中に対して、循環器内科や心臓血管外科、脳神経外科などが高次救命治療センターと協働して24時間態勢の診療を行なっています。さらに発症予防や再発予防に向けて高血圧や糖尿病に対する栄養指導や薬物治療、最新医療機器を用いた合併疾患の早期発見、早期治療を行なっています。

 また、以前より災害時を想定した院内体制の整備にも努めてまいりました。東日本大震災を機に、平成23年10月には岐阜県総合医療センターとともに県の基幹災害拠点センターに指定されました。主として他の医療機関への啓発、教育を任務として請け負っており、自院の災害対策はもちろんのこと県や他の医療機関とも緊密な連携を取りながら災害対策を行っております。

 平成24年4月からは新生児集中治療室NICUの運用を開始いたしました。母体救急医療においてはこれまでも、多くの実績を上げてまいりました。NICUも運営することで岐阜医療圏の周産期・小児医療に貢献しております。

 現在、医療は様々な方面で発展し、複雑化しています。そのような中、医学部附属病院に求められているのは、先進・高度医療とともに安全で質の高い医療です。岐阜大学医学部附属病院では、これからもさらに医療の質を高めていくと同時に、医療の安全を確保し、一人一人の患者さんに対して最上級の医療を提供できるようにチーム医療の実践と医療人の育成を行なっていきます。


平成26年4月1日


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