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病気によって血液が作れない場合や
出血によって血液を失ってしまった時に輸血します。
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私たちの血液の中には、赤血球や血小板などの血球や、出血を止めるための凝固因子が含まれています。
血液の病気や抗がん剤などの影響で血液が作れなくなったり、大量に出血してしまったりすると、息切れや動悸などの貧血症状が起こり、血が止まりにくくなります。輸血を行うことで、足りなくなった血液の成分を補充して、命の危険を回避することができますが、アレルギーなどの副作用を伴うことがありますので、輸血を受ける前に必ず医療スタッフから説明を受けてください。輸血を受ける前には、血液型などの検査を受けていただき、輸血中にアレルギーなどの副作用が起こらないか確認するため、定期的に血圧や体温を測定します。血液製剤は、献血で集められた血液から作られますが、献血の際には問診や感染症の検査などを行い、安全性は日々向上しています。
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教えてくれた人・・・
輸血部
副部長
輸血部
副部長