肩甲骨は背中の肋骨の上に浮いた状態で位置しています。そのため肩甲骨の運動を効果的に行うためには背が曲がった状態ではなく、背が伸びた状態で体操することが重要です。また、体幹の回旋は背が伸びていないとうまく行えません。
今回は背を伸ばして体幹の回旋を広げる体操を紹介します。
「胸や背中、腰の筋肉を全体的に伸ばす運動」
❶ ベッドや床に横向きに寝て、背を伸ばした姿勢で腕を水平の位置に挙げ、膝を曲げます。
❷ 体幹を回しながら、上に重ねた腕の肘を曲げ、手を胸の位置まで持ってきます。
この時、膝は床につけたままにしましょう。
この時、膝は床につけたままにしましょう。
❸ 完全に腕を広げた状態にしてゆっくりと深呼吸をして10秒数えます。
❷、❶ の順にゆっくりと腕を戻します。これを3回繰り返します。
終わったら左右を反対にして同様の運動を行いましょう。
終わったら左右を反対にして同様の運動を行いましょう。
※痛みなどがあればすぐに運動を中止し、医師や理学療法士に相談しましょう。
教えてくれたのは・・・
理学療法士
理学療法士