分娩に関する診療費について
正常分娩(自費料金)
日本産婦人科学会の定義に基づき、正常分娩の場合、分娩に伴う医師、助産師の技術料金及び分娩時の看護科金及び産科医療保障制度加入料金を分娩介助料としてご負担をしていただいています。この料金は自費扱いの費用です。
当院の分娩料金 単胎 230,000円 多胎 1胎増すごとに150,000円
技術料金、看護料金には以下の料金が含まれています。
①分娩前の母体、胎児監視
②新生児の顔面清拭、口腔内、気管内の羊水吸引
③臍帯処置
④沐浴
⑤分娩後の母子監視
⑥分娩後のナプキン、ショーツ等の用品一式
正常分娩で7日間入院を要した場合の入院費用は、新生児管理保育料を含んで約50~65万円です。
(有料個室の利用、時間外分娩、処理等により料金が加算されます。)
帝王切開術(保険給付料金及び自費料金を含む)
帝王切開術等、異常分娩に伴う手術、処理については、その手術、処置は保険給付の扱いとなっています。しかし、分娩介助料については自費扱いであり、保険給付料金にさらに自費料金が加算された料金になっています。 帝王切開で11日間入院をした場合の入院費用は、上記の正常分娩の場合と大差のない料金です。限度額認定証をお使い頂けます。
新生児・乳幼児管理保育料
出生後の新生児に対して、新生児・乳幼児管理保育料(1日あたり7,400円)のご負担をしていただいています。
新生児介補料金には、下記の管理、保育料金が含まれています。
①日々の診察
②沐浴
③授乳
医療処置の必要な新生児が入院となった場合の料金
新生児が入院となった場合は、病棟セット一式料金(オムツ・衣服・タオル等)として、1日あたり一般病棟は851円、NICUは1,021円の料金が必要となります。
産科医療保障制度
当院は産科医療保障制度に加入しています。この制度は、分娩に関連して発症した重度脳性麻痺児に対し、看護や介護のための補償金が支払われる制度で、平成21年1月より対象となります。
出産育児一時金受取代理制度
出産時の費用負担軽減のため、健康保険加入者が出産する場合、各保健機関に事前申請を行うことで、出産育児一時金を入院費用として各保健機関が直接医療機関に支払う制度です。この手続きをすれば、入院費用の心配が軽減できます。
特別室使用料(有料個室)
①特別室A・・・25,000円/日
②特別室B・・・18,000円/日
③特別室C・・・10,000円/日
④特別室D・・・7,000円/日
無痛分娩費・疼痛管理分娩費
【無痛分娩費】
診療時間内に分娩終了した場合・・・100,000円
診療時間外に分娩終了した場合・・・120,000円
【疼痛管理分娩費】
診療時間内に分娩終了した場合・・・25,000円
診療時間外に分娩終了した場合・・・30,000円