お知らせ

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2021/12/14

患者さん・ご家族の方へ

「緩和ケアチーム介入の実態把握に関する研究」への協力のお願い

当院の緩和ケアチームによる介入があった患者さんへ


「緩和ケアチーム介入の実態把握に関する研究」への
協力のお願い


緩和ケアセンターでは、下記のような診療を受けた患者さんの試料・情報を用いた研究を行います。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。


研究の対象:2016年4月1日から2021年8月31日までの期間に当院の緩和ケアチームが介入した患者


研究期間:研究機関の長の研究実施許可日~2026年3月31日


研究目的・利用方法:当院の緩和ケアチームでは、がん治療中に経験するさまざまな症状、患者さんやご家族の不安や心配事といった心のつらさ、がんと診断されたことによる社会的な問題(就業など)に対し、状況に応じて他職種で患者さんに関わらせていただき、患者さんの症状緩和・QOLの向上に努めています。介入内容が適切であったかを後方視的に調査し、良かった点や問題点を把握し、そこから改善策を検討することで、より更なる良い介入につなげられるようにすることを目的にしています。


研究に用いる試料・情報の種類:研究対象となる資料・情報の種類は、疼痛numerical rating scale (NRS)、気持ちのつらさNRS、看護記録(鎮痛薬使用にたいする満足度、気持ちの辛さに対するケア実施と患者の反応)、カンファレンス時の評価記録、介入終了時の転帰、日常生活自立度、医療用麻薬処方量、鎮痛薬処方量、診療録(疾患名、治療、検査結果)、患者基礎情報(年齢、性別)


研究への参加辞退をご希望の場合
本研究に関して新たに患者さんに行っていただくことはありませんし、費用もかかりません。本研究の内容や研究結果等について質問等がありましたら以下の連絡先まで問い合わせください。また、試料・情報が当該研究に用いられることについて了承いただけない場合には研究対象としませんので、以下の連絡先まで申し出ください。なお、本研究は、岐阜大学大学院医学系研究科医学研究等倫理審査委員会において審査、承認され、研究科長・病院長の許可を得ております。また、この研究への参加をお断りになった場合にも、将来にわたって当科における診療・治療において不利益を被ることはありませんので、ご安心ください。


研究から生じる知的財産権の帰属と利益相反
研究者及び岐阜大学に帰属し、研究対象者には生じません。研究の結果の解釈および結果の解釈に影響を及ぼすような「起こりえる利益相反」は存在しません。


連絡先
 岐阜大学医学部附属病院
 緩和ケアセンター
 電話番号:058-230-7036
 緩和医療チーム代表者


研究責任者
 岐阜大学大学院医学系研究科
 周術期女性医師活躍支援講座
 氏名:杉山 陽子


【苦情窓口】
 岐阜大学医学系研究科・医学部 研究支援係
 〒501-1194
 岐阜県岐阜市柳戸1番1
 Tel:058-230-6059
 E-mail:rinri@gifu-u.ac.jp



倫理審査委員会承認 2021年10月14日