令和2年7月10日(金)、多重交通事故を想定した多数傷病者受け入れ訓練を実施しました。この訓練は、地震・台風時の広域災害、火災や多重交通事故のような局所災害時に多くの傷病者を受け入れる場面での、病院における初動体制整備・確認に重点を置き、関係機関との連携や、本院の基幹災害拠点病院としての対応能力向上を目的として毎年実施しています。今年度は参加者同士の新型コロナウイルス感染拡大防止に努め、なおかつ患者役にも感染疑いの問診を取るなど、世相を反映した訓練を行いました。
当日は、医学科4年生が前半後半の2つのチームに分かれ、前半のチームが医師役、患者役、家族役、報道役として参加し、医療チームの立ち上げから診療、記者会見まで一連の模擬治療活動を当院医療スタッフと共同で行っている様子を後半のチームはリモートで別の部屋から見て学び、次に前半後半のチームが入れ替わるという初めての試みの訓練で、薬剤部、放射線部の参加も定例化してきており、多職種連携をみすえた訓練の形ができつつあります。
反省会では、医学生から「現場で重要な決断を迫られる場面があることを痛感した。」「学んだ知識・技術を将来に活かせるような動機付けになった。」という感想が述べられました。
最後の講評では小倉高次救命治療センター長より、多職種連携やマスコミ対応の重要性、継続した訓練実施の必要性について触れられ、参加者全員への激励がありました。
当院は、今後も災害時に備えた実地訓練を重ね、地域の皆さんが安全・安心に過ごせるよう努めてまいります。
当日は、医学科4年生が前半後半の2つのチームに分かれ、前半のチームが医師役、患者役、家族役、報道役として参加し、医療チームの立ち上げから診療、記者会見まで一連の模擬治療活動を当院医療スタッフと共同で行っている様子を後半のチームはリモートで別の部屋から見て学び、次に前半後半のチームが入れ替わるという初めての試みの訓練で、薬剤部、放射線部の参加も定例化してきており、多職種連携をみすえた訓練の形ができつつあります。
反省会では、医学生から「現場で重要な決断を迫られる場面があることを痛感した。」「学んだ知識・技術を将来に活かせるような動機付けになった。」という感想が述べられました。
最後の講評では小倉高次救命治療センター長より、多職種連携やマスコミ対応の重要性、継続した訓練実施の必要性について触れられ、参加者全員への激励がありました。
当院は、今後も災害時に備えた実地訓練を重ね、地域の皆さんが安全・安心に過ごせるよう努めてまいります。