日本脳卒中学会より,一次脳卒中センター(PSC)コア施設の認定を受けました。
認定期間:2022年4月1日~2023年3月31日
認定期間:2022年4月1日~2023年3月31日
一次脳卒中センター(PSC)コア施設について
一次脳卒中センター(PSC)とは,地域医療機関や救急隊からの要請に対して,24時間365日脳卒中患者を受け入れ,急性期脳卒中診療担当医師が,患者搬入後可及的速やかにrtPA静注療法(血栓溶解療法)などの診療を開始する等の整備が出来ていることが,日本脳卒中学会で認められた施設です。
一次脳卒中センター(PSC)コア施設とは,「地域においてコアとなるPSC施設」のことで,3名以上の脳神経血管内治療専門医が在籍し、rtPA静注療法(血栓溶解療法)に加えて血栓回収療法を24時間365日実施できること、さらに単に脳卒中の急性期医療体制の整備だけではなく,脳卒中患者および家族への情報提供や相談支援といった,回復期以後の医療・ケアにも基軸をおいた整備が出来ていることが,日本脳卒中学会で認められた施設です。
当院では回復期以後の医療・ケア実施のため,脳卒中相談窓口を設置しました。
脳卒中相談窓口について
脳卒中は急性期を乗り切っても,後遺症で苦しんだり,再発の危機にさらされる可能性の高い疾患のため,回復期あるいは維持期(生活期)のほうがむしろ時間的に長く,脳卒中相談窓口の役割は,患者さんとそのご家族にその時々に合った情報提供・相談支援を行うことです。
脳卒中相談窓口の担当メディカルスタッフが,ケアマネジャー等の地域関係者となる多くの職種と密接に連携し,情報提供・相談支援の業務を行います。