専門研修プログラム

豊富な症例と最先端の医療を研修し、地域医療にも貢献できます。

専門研修プログラム

豊富な症例と最先端の医療を研修し、地域医療にも貢献できます。

大学基幹内科専門研修
プログラムについて

当プログラムの最大の特徴・魅力は、岐阜大学医学部附属病院というアカデミアで豊富な症例と 最先端の医療を研修し、岐阜県各医療圏・近隣医療圏の地域医療に貢献できることです。大学との「繋がり」を持ちながら、専攻医の段階から積極的に地域医療を学び経験を積むことができます。当プログラムは専攻医のみなさんに、様々な可能性・将来性・選択肢(総合内科専門医、 Subspecialty 専門医、中核病院の勤務医、地域のかかりつけ医、医学研究者 etc)を提供します。

1.大学病院のアカデミックかつ高度な医療を研修できます

他の病院では経験できないような非常に難治性の疾患や他領域にまたがる複雑な疾患、稀少疾患など極めて多様性に富む症例を多数経験し、最先端の診断、治療を学ぶことができます。高次救命治療センターやがんセンター等の中央診療部門と連携し、豊富かつ多様な症例を経験できます。さらに岐阜大学病院第一内科として、毎年一定数の剖検症例を確保しており、なかなか他施設では経験することが難しい剖検症例を主治医・担当医として経験することが可能です。

2.多数の連携病院で様々な医療を経験できます

当プログラムは、岐阜県を中心に36の連携施設と2の特別連携施設と提携しています(2021年1月現在)。地域枠専攻医に配慮した研修も可能です。専攻医時代に様々な病院の医療を経験することで、どの地域環境でも臨機応変に診療対応することができる医師としての「幅」が身につきます。

3.指導医、指導体制が充実しています

岐阜大学医学部附属病院の指導医は、豊富な知識・経験と優れた技能をもつ専門家集団です。専攻医時代から数多くの指導医(内科の枠も越えて)と巡り会うことは、将来大学病院や岐阜県の地域医療に携わる上で大きな「財産」になります。

4.初期研修・大学院進学とスムーズに連携します(シームレス)

岐阜大学医学部附属病院医師育成推進センター(CCT)の卒後臨床研修プログラムと連携することで、一貫した研修・速やかな症例経験の蓄積が可能です。大学院進学・学位取得・留学・医学研究者への道もスムーズに開かれます。

5.充実した研修環境を提供します

充実したハード・ソフト(病院機能、研修サポートシステム)、JMECC講習、医療安全・感染対策等、各専門領域のエキスパートによる豊富な研修会・研究会の受講機会が準備されています。国内外を問わず論文発表、学会参加・発表するチャンスも沢山あります。

内科専攻医の週間スケジュール:消化器内科の例
午前 消化管内視鏡
検査
(EGDなど)
総回診 外来 消化管内視鏡
検査
(EGDなど)
病棟回診
午後 消化管内視鏡
検査・治療
(CS,ESDなど)
消化管内視鏡
検査・治療
(CS,ESDなど)
胆膵系
検査・治療
(ERCPなど)
腹部エコー 血管造影
検査・治療
(TACEなど)

岐阜大学第一内科に入局し、『岐阜大学基幹内科専門研修プログラム』に登録していただければ、岐阜大学医学部附属病院及び連携施設での3年間の研修を通じて、定められた症例数(最低56疾患群,計160症例以上)を無理なく主治医として経験することが可能です。