教授挨拶
清水 雅仁
- 1995年 3月
- 岐阜大学医学部医学科 卒業
- 1995年 4月
- 岐阜大学医学部附属病院 第一内科 入局
- 2001年 3月
- 岐阜大学大学院医学系研究科(内科系専攻) 修了
- 2002年 4月
- 米国Columbia University Medical Center 留学
- 2006年10月
- 岐阜大学医学部附属病院 第一内科 助教
- 2013年 4月
- 同 講師・副科長(併任)
- 2015年 2月
- 岐阜大学大学院医学系研究科消化器病態学 教授
岐阜大学医学部附属病院 第一内科 科長
同 肝疾患診療支援センター センター長
岐阜大学医学部第一内科ホームページに御来訪いただきありがとうございます。
私たちの正式名称は、岐阜大学大学院医学系研究科内科学講座消化器内科学分野、血液・感染症内科学分野、臨床腫瘍学分野であり、附属病院の診療科名が第一内科です。附属病院の診療におきましては、消化器疾患、血液疾患、感染症を担当しております。特に消化器癌(胃癌、大腸癌、肝癌、膵癌など)や造血器悪性腫瘍(白血病、悪性リンパ腫など)に対する集学的な治療を行い、患者さんの期待に応えております(詳細な診療・研究実績に関しましては、本ホームページのグループ別コーナーをご参照下さい)。また大学病院の大切な機能である光学医療診療部(内視鏡部門)、肝疾患診療支援センター、がんセンター、生体支援センター、エイズ対策推進センター、検査部、輸血部、栄養管理室等とも密な連携を図り、様々な先端医療を行っています。
岐阜大学医学部第一内科は、昭和28年(1953年)に開設された歴史と伝統ある教室です。これまで「患者さんファーストの診療」、「先進的な医学研究」、「リサーチマインドを持った良医・医学研究者の育成」を行い、大学病院を中心とする岐阜県下の総合病院から中小診療所までをカバーする診療ネットワークを構築することで、医学および地域医療の発展に貢献してまいりました。私たちは「岐阜の地域医療を支え、全国・世界に情報を発信し、医学の発展・未来に貢献する」ことを教室の理念・目標とし、日々の診療・研究・教育に取り組んでいます。
昨今、医療の細分化が進み、同じ消化器病や血液病の領域内においても、各臓器・各疾患に対応する「Specialist」が求められています。第一内科はこのような人材を多数育成・配置することで、他病院では治療困難な症例や高度な技術を必要とされる症例に対して、責任ある診療を行っています。一方、消化器・血液疾患を専門にしながらも、あらゆる病気(内科全般・生活習慣病も含む)の予防、診断、治療を行い、終末期まで患者さんに寄り添う「Generalist」を育成することで、地域との連携による「岐阜で完結する最高の医療」をめざしています。
私たちはこれからも、診療・研究・教育の三領域を高いレベルで融合することで、社会、地域医療、医学研究の発展・未来に貢献してまいります。岐阜大学医学部第一内科に、どうぞご期待ください。
消化器内科学、血液・感染症内科学、臨床腫瘍学 教授
第一内科 科長
清水雅仁