9月22日(金)、1階イベントコーナーにおいて、患者さんからの質問に当院医師等が直接お答えする「話す会」を開催しました。
第8回目の今回は、「総合内科医の役割」をテーマに、総合内科の森田浩之教授が話し、およそ30名の方にご参加いただきました。
総合内科は、高齢化しつつある日本の社会において複数の疾患に対応できる総合医を育てる必要があることから、1990年代から全国の大学病院に徐々に設置されていったことを説明しました。
また、病名がよくわからない症状でいらっしゃる患者さんが多いことや、入院患者の8割が膠原病であること、薬の飲み方といった身近な話題だけでなく、医学部の学生に教育する上で力を入れていることも話されました。
最後に参加者の方から薬を飲む際の飲み物についての質問があり、濃度によっては薬とくっついたり、吸収を阻害したりすることもあるので、薬剤師と相談するなど薬の種類を把握して、飲み物や薬を飲むタイミングなどを判断してほしいと説明しました。
次回の「話す会」の開催は、11月を予定しています。ぜひ会場にお越しください。
【過去の「話す会」のテーマ】
・第1回 「最後の砦としての大学病院」(病院長 小倉真治)→記事をみる
・第2回 「麻酔科医の仕事~術前の準備・手術中の麻酔と痛みの緩和の話~」(副病院長 飯田宏樹)→記事をみる
・第3回 「冬場の感染症~手洗いは命を救う~」(副病院長 村上啓雄)→記事をみる
・第4回 「消化器がん~予防・診断・治療~」(副病院長 清水雅仁)→記事をみる
・第5回 「肩こり・腰痛と関節痛」(副病院長 秋山治彦)→記事をみる
・第6回 「看護師に関するあれやこれや」(副病院長 廣瀬泰子)→記事をみる
・第7回 「糖尿病と生活習慣」(糖尿病代謝内科教授 武田純)→記事をみる
第8回 話す会 を開催しました
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