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エイズ対策推進センター

当センターの紹介

岐阜県におけるエイズの最初の症例は1988年でした。当院第一内科が診療担当させて頂き、その後も岐阜県の過半数の症例を担当、現在に至っております。
2000年頃までは、毎年2〜3例を経験するのみでしたが、その後は徐々に増加、最近5年は毎年10人程度、2011年は21例でした。2011年12月現在、約100人が通院しております。
1990年代に拠点病院制度が発足、岐阜県においても当院を含むいくつかの病院が指定されました。
その後、2007年、改めてHIV/AIDS診療の都道府県中核拠点病院に指定されました。加えて2012年1月には日本病院薬剤師会HIV感染症薬物療法認定薬剤師養成研修施設にも認定されました。現在は、当センターが中心となり、県内の拠点病院あるいは行政と協力しつつ、エイズ診療、教育・講演活動、地域への啓発活動などを進めております。
院内においては定期的にエイズ対策推進センター運営会議を、県内拠点病院および行政とはエイズ対策連絡協議会を開催しております。また、東海ブロック拠点病院の名古屋医療センターとも密に連携し、医療レベル向上のために努力しております。

診療体制

実際の診療は、当院の血液感染症内科(第一内科)が行っておりますが、さまざまな合併症に対応するべく、当院の各診療科の協力が得られます。医師、AIDS専門の薬剤師、看護師、カウンセラー、ケースワーカーなどが協力しながら、包括的診療を行っております。
薬剤師は、エイズ治療にとっても最も重要な抗ウイルス療法の服薬指導を、カウンセラーあるいはケースワーカーは各種福祉制度利用の援助やさまざまな問題の相談などを担当しております。

外来診療

原則として毎週木曜日の血液感染症内科外来、初診や救急時は随時血液感染症内科で対応します。

入院診療

第一内科(血液感染症内科、消化器内科)病棟で対応します。

担当医2名、専任看護師1名、専門薬剤師2名、カウンセラー1名が中心となっております。

慢性疾患としてのエイズ

エイズあるいはHIV感染症は、抗ウイルス療法の進歩により、すでに「死の病」ではなくなり、慢性疾患として位置づけられる時代になりました。近年は、免疫不全よりも、心血管障害、代謝障害、腎障害、骨粗鬆症、エイズ非関連腫瘍などが問題になるようになりました。他の生活習慣病同様に慢性病としてのエイズと共存しながら、長期的な視野にたった治療の遂行が重要です。良好なコントロールにより生活の質(QOL)を損なうことなく治療できます。

HIV/AIDSの知識について



エイズ対策推進センター長  鶴見 寿


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